【2025年】最新の3000Wh容量ポータブル電源を徹底調査!おすすめは!

ポータブル電源
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 ポータブル電源の使用に慣れてくると、もっと多くの家電をポータブル電源で動かしたくなる。

 当然ポータブル電源ももっと容量が大きいタイプがほしくなるだろう。

 電気代の節約に寄与するためにもポータブル電源の容量は大きい方が断然有利だ。

 本記事では、このようにもっとガッツリとポータブル電源を使いたい方のために、容量3000Wh以上の最新ポータブル電源のおすすめモデルを、ランキング形式で紹介してみた!

筋肉おやじ
筋肉おやじ

もちろん、ポータブル電源を使っている筆者による2025年最新調査結果をベースにしている!

外観
メーカーJackeryDabbssonFOSSiBOTEco PlayEcoFlowALLPOWERS
型式3000 New3000LF36003600 ProDELTA ProR4000+
おすすめ度5.04.54.03.53.01.0
発売日2025/32025/62024/82024/62021/92023/9
容量/Wh307230723840384036003456
サイズLWT/cm32.5×41.6×30.548.5×24.3×29.460.9×32.1×47.655.0×32.1×46.463.5×28.5×41.654.0×30.0×49.0
重量/kg2725.841404545
電池種類リン酸鉄リン酸鉄(半固体)リン酸鉄リン酸鉄リン酸鉄リン酸鉄
定格出力(瞬間最大)/W3000
(6000)
3000
(6000)
3300
(6600)
3300
(6600)
3000
(6000)
3600
(6000)
サイクル数4000(70%)4000(80%)4500(80%)4000(80%)3500(80%)3500(80%)
UPS/ms201510103015
ソーラー入力/W100012002000200016002000
AC出力ポート数4+1(RV)6+1(RV)4+1(RV)4+1(RV)4+1(RV)4+1(RV)
USBポート
TypeA/C
2 / 22 / 22 / 42 / 44 / 24 / 2
Wi-Fi
パススルー
音量/dB30>50>50>50>45>
(1kW以下)
40>
保証期間/年557555
製品回収無償
(送料自己負担)
無償
(送料自己負担)
無償
(送料自己負担)
無償
(送料自己負担)
無償
(送料自己負担)
不明
参考価格※/円359,800287,000299,000330,000440,000400,000
※価格は変動が激しいので参考価格(定価)としている。実勢価格は各リンク先のモールサイトで確認いただきたい!また、設計容量が異なるので一律に横並びで比較できない点に注意しよう!

おすすめランキングの選定について

筆者の選定基準

 まずはじめにはっきりさせておくが、

 「人気がある=おすすめ商品」は必ずしも成立しない!

 一般に人気がある商品は安く買える商品であることが多い。

 確かに価格が安いは悪いことではないが、、、本記事では「価格が安い」とか、「ちまたで人気があるやなしや」とかは一切気にしていない。

筋肉おやじ
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本記事では、主に性能・長期の品質・安全性の視点から、おすすめランキングの選定を行っている!

100V出力仕様にフォーカス

 本記事のおすすめモデルの中には4000Whに近いモデルも紹介している。

 4000Whクラスの容量帯になると、200V出力対応の本格的なポータブル電源も出回っている(まだまだ数は少ないが)。

 200V出力対応のポータブル電源はとても魅力的ではあるが、単相三線100/200Vの家庭用電源に接続が前提で設計されているので、どうしても価格が高くなってしまう。

本記事を読んでいただいている方の大半は、本格的な半オフグリッド生活を計画しているわけではないであろう?から、本記事では「価格が比較的リーズナブル」かつ「スポット的な使用で扱いやすい」100V出力仕様のモデルにフォーカスした。

もちろんすでにやる気Maxで本格的な半オフグリッド生活を目指す方なら、断然200V対応のポータブル電源がおすすめだ!この場合はこちらの記事が超絶参考になる興味のある方はあわせてどうぞ!

おすすめの3000Wh容量ポータブル電源を紹介!

 前置きはこの辺にして、早速おすすめの3000Wh容量ポータブル電源をランキング形式で紹介していこう!

【Jackery 3000 New】 おすすめ🥇

店員
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Jackery 3000 New

 おすすめNo.1は「Jackery 3000 New」だ!

「Jackery 3000 New」がおすすめNo.1である理由

  • 圧倒的な市場の信頼実績
  • 3000Wh級とは思えない超軽量・コンパクト設計!
  • 3000Wh級とは思えない静音設計!
  • 優れたTotalバランス設計

日本でポータブル電源と言えば、「EcoFlow」「Jackery」と言ってもいいだろう。市場での信頼と実績はもはや言うまでもない。

「3000New」も「1000New」や「2000New」同様、Jackery独自技術CTB(セル・トゥ・ボディ)を採用し、超軽量・コンパクト設計を実現している。

CTB(セル・トゥ・ボディ)について
引用:Jackery公式HP

 Jackery独自の画期的な新技術。

 上の画像のように、セル(電池)をハニカム構造を設けたケースにそのまま直結させて収納しているのだ!

 この構造採用により、無駄なスペースや余分な部品点数を大幅に削減することに成功した!

容量拡張非対応なので、本体間を接続したりエクストラバッテリーを増設して容量を増やしたい方には不向き!

筋肉おやじ
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ポータブル電源という名である限り、たとえ3000Whクラスの高容量モデルであってもポータブルであってほしい!「3000 New」はこの希望を十分に満たしてくれる商品だ!容量拡張性がないが、多くの一般ユーザーは、容量を拡張する必要性を感じることはないであろう。トータル設計バランスが良く、本記事イチオシのモデルである。

【Dabbsson 3000L】 おすすめ🥈

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 おすすめNo.2は「Dabbsson 3000L」だ!

「Dabbsson 3000L」がおすすめNo.2である理由

  • 半固体リン酸鉄リチウムイオンを採用
  • 3000Wh級とは思えない超軽量・コンパクト設計!
  • 優れたTotalバランス設計

 「Dabbsson」は2012年に中国で設立されたブランドだが、まだ日本ではあまり知られていないかもしれない。

現在市販されているポータブル電源の多くはリン酸鉄リチウムイオン電池が使われている。「3000L」もこれは同じだが、電解質が液体→半固体になっている点が大きく異なる。液体ではないため、液漏れの懸念がほぼないことや不安全時の爆発的な反応が抑制されるメリットがある。つまりより安全ってことだ!

重量や体積に関しては、筆者は「Jackery」をしのぐ製品はしばらく出てこないとみていたが、「Dabbsson」は見事に期待を裏切ってくれた(もちろん良い意味で)。何と同じ容量で「Jackery」よりも軽い25.8㎏で商品化してきたのだ!

なぜ「Dabbsson 3000L」は軽量・コンパクト設計が実現できたのか?

 もちろん「Dabbsson 3000L」はCTB設計を採用していない(Jackeryにパテントでおさえられているのであろう)。

ではなぜ「Dabbsson」だけが、ここまで軽量・コンパクト設計に成功したのか?

筋肉おやじ
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ここからはこの辺を考えるのが大好物な「私の推定」だ!ちょっとマニアックな内容なので、興味のある方だけ読んでいただければ!※①

「Dabbsson 3000L」のAmazonや楽天の商品紹介ページでは、電池形状のイラストが「円筒形」で紹介されているが、公式HPの書きっぷりや設計内容から推定すると、実際に搭載されている電池は「大型サイズの角形」でほぼ間違いないと思われる。

電池形状が角型ならば以下のメリットがある!

  • スタック構造が採用できる(コンパクト化)
  • 外装に金属缶ではなくAlラミネートが採用できる(軽量化)
  • 大型電池を採用できる(軽量・コンパクト化)
  • 半固体の弱点である低反応性を改善できる(性能改善)

電池外装が金属缶の場合、製造コストの観点からある程度電池サイズが限られるが、Alラミネートであれば断然自由度は高くなり、大型化も可能だ!

大型サイズであれば正極電極/負極電極を薄く広く設計できるので、反応面積を大きく設計することができる。また集電にも有利(低抵抗)なので性能改善にも寄与する!

筋肉おやじ
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つまり、、、角型の半固体電池を採用している「Dabbsson」であるからこそ、達成できたのであろうと推定する!ただしデメリットとして、おそらく電池の製造コストはそれなりに高いはず!

※①以前別記事でも紹介しているが、筆者はサラリーマン時代の一時期、関連商品の設計・開発業務をしていた時期があるので、この辺の事情にそれなりに(いや超絶)詳しい!

「Jackery」よりもやや稼働音が大きいところがマイナス点であるが、3000Whクラスとしては平均レベルであり、特にうるさいということではない。

「Jackery」と同じく容量拡張性がないが、おそらく多くの一般ユーザーにとってネガティブインパクトにはならないだろう!

筋肉おやじ
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「Dabbsson」はあまり知らないメーカーかも知れないが、「3000L」は「Jackery」に引けを取らないくらいおすすめできるモデルであると言って良いだろう!

【FOSSiBOT F3600】 おすすめ🥉

店員
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FOSSiBOT F3600 pro

「FOSSiBOT F3600」がおすすめNo.3である理由

  • 最先端のバッテリーマネージメントシステム(BMS)を採用
  • 電池に優しい充電仕様
  • 業界最長レベルの7年保証

 「FOSSiBOT」は2022年設立(中国)の若い会社である。

 「Dabbsson」同様、日本ではあまり知られていないメーカーかもしれない。

「FOSSiBOT」は当初から制御技術に定評があり、「F3600」でも最先端のBMS(バッテリーマネジメントシステム)が採用されている。

先のBMSに関連するが、業界最高レベルのサイクル数(4500回/80%、6500回/50%)を達成している!

筋肉おやじ
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各メーカーが一方的にうたっているサイクル数は、使用環境・充放電条件に大きく左右されるので、参考情報として承っておくくらいで良い。とは言え、、、良いに越したことはないだろう!

電池の充電条件を変更できるダイヤルを、わざわざタイトなパネル面に設置した開発設計者の心意気に超絶共感する(下図参照)!

ダイヤル式で簡単に充電条件が選択できる!
引用:FOSSiBOT公式HP
筋肉おやじ
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公式HPに説明があるように、リチウムイオン電池(=リン酸鉄含む)は本質的に急速充電が苦手だ。最近急速充電を売りにしているメーカーが増えているが、毎回急速充電モードを使うのはおすすめしない!「FOSSiBOT」にはポータブル電源の核である電池の事をよく理解しているメンバーが開発陣に参画していると想像される!以前は技術力はあるが、カスタマーサービスがイマイチの印象があったが、業界最長レベルの7年保証を採用するなど、印象も大きく変わってきた。「F3600」はおすすめできるモデルと言って良い!

【Eco Play 3600 Pro】 おすすめNo.4

「Eco Play 3600 Pro」がおすすめNo.4である理由

  • 「FOSSiBOT」とそっくりな外観
  • 「FOSSiBOT」とそっくりな設計仕様
  • 電池に優しい充電仕様

「Eco Play 3600 Pro」の外観を見て何かお気づきにならないだろうか?

筋肉おやじ
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そう、おすすめNo.3で紹介した「FOSSiBOT」にそっくりなのだ!

FOSSiBOT
Eco Play

 上の2つをよーく見比べてほしい。

 サイズ感・各入出力ポート位置・充電条件変更ダイヤル・文字・・・見れば見るほどそっくりな造りになっている。

筋肉おやじ
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外観のみならず、設計仕様もそっくりなのだ!ここまで似ていると決して偶然とは思えないのは私だけではないだろう!?

筆者が調査した限り、公式には両社はグループ会社だったり、提携しているわけではないようである。だが、どちらも中国深圳で発足した会社だし、立ち上げ時期も近い(FOSSiBOT:2022年7月、Eco Play:2023年1月(商標登録))※②ので、何かしらのつながりが・・・???(あくまでも筆者の個人的な推定)

※②Eco Playの生産拠点は2015年に創業している

とは言え、外観や設計仕様がそっくりということは、おすすめNo.3で紹介した「FOSSiBOT」に近い使い勝手が期待できるってことでもある!

「FOSSiBOT」の紹介で熱く解説した充電条件を変更できるダイヤルもしっかりついている!(しかもほぼ同じ位置に!?)

ただし、おそらくBMSもしくは採用されている電池仕様のどちらか(もしくは両方)は「FOSSiBOT」とは異なるのであろう。「FOSSiBOT」よりもサイクル数は短くなっている。また、よく見ると液晶パネルの表示も異なるので、制御系は違うと考えて良いだろう。

筋肉おやじ
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「FOSSiBOT」と「Eco Play」はパッと見同じモデルに言えるが、「どちらを選ぶべきか?」と問われたら、性能や品質保証期間の観点から「FOSSiBOT」を選択することをおすすめする!

その他2モデルを紹介!

【EcoFlow DELTA Pro】

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EcoFlow DELTA Pro

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「EcoFlow DELTA Pro」のメリット・デメリット
  • 圧倒的な市場の信頼実績
  • Totalバランスが良く、欠点が少ない
  • 安心のカスタマーサポート

2024年6月に後継モデル「DELTA Pro3/200V対応」がリリースされたことで、型落ちとなった感は否めない。

おそらく一世代古いプラットホームの電池を採用していると思われ、サイクル数は3500回とやや物足りない。

筋肉おやじ
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発売当時は性能・容量とも他社を圧倒していたが、さすがに他社が追いつき追い越してきた現在の環境では、おすすめし難いモデルとなった。

【ALLPOWERS R4000+】

「ALLPOWERS R4000+」のメリット・デメリット
  • 容量拡張性が高い
  • 出力ポート数(特にUSB)が充実している

容量拡張バッテリーを使用することで、最大12kWh(本記事紹介モデルの中では最大レベル)まで容量拡張が可能。

Amazonなどの商品紹介ではサイクル数は6500回と記載しているが、これは50%容量に到達するまでの回数であることに注意!本記事の比較基本条件である80%容量では3500回と標準以下レベル。一世代前の電池仕様であることをうかがわせる。

何よりも「ALLPOWERS」の公式サイトには製品廃棄回収に関する説明が一切ない。現在大手ポタ電メーカーはいずれも無料廃棄回収(送料は自己負担)は当然のサービスとなっている。

筋肉おやじ
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3000Whクラスのポータブル電源はとても大きくて重いので、廃棄回収サービスは必須。またポータブル電源はリサイクルできる部品も多く、環境負荷面からも回収してほしい。「ALLPOWERS」をどうしても購入したい方はこの点も十分考慮した方がいいだろう。

まとめ

 以上、長期的な性能・品質・安全性重視の視点から、3000Whクラスのポータブル電源おすすめ商品を紹介してきた。

 3000Whクラスのポータブル電源であれば、ほとんどの家電を長時間・安心して動かすことができるのでとても便利だ!

 もちろん、近い将来必ず来るであろう大規模災害時にも、心強い相棒になってくれること間違いなしだ!

 あなたも本記事を参考にして、失敗のない選択をしていただきだい!

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