そろそろポータブル電源が気になっている方は多いのではないだろうか?
もしあなたが、キャンプ等のアウトドア活動や万が一の防災対策など、屋外でポータブル電源を使用することを想定している場合、「防水性」は無視できない重要なポイントになる!
突然の雨、川辺や海辺の水しぶき、誰かがこぼしたコップの液体・・・。屋外では予期せぬ水攻めにあうことも少なくない!
水の影響で高価なポータブル電源が使い物にならなくなってしまっては元も子もない。
そこで本記事では
を徹底調査&解説してみた。
防水性が高いポータブル電源の購入を検討されている方は、ぜひ参考にしていただきたい。
| メーカー | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
| 型式 | Jackery 1500 Ultra | EcoFlow DELTA3 | EcoFlow DELTA3 Plus | EcoFlow DELTA3 1500 | ALLPOWERS R1500LITE |
| おすすめ度 | おすすめ🥇 | おすすめ🥈 | おすすめ🥈 | おすすめ🥉 | |
| 発売日 | 2025/7 | 2024/11 | 2024/9 | 2024/11 | 2025/7 |
| 容量/Wh | 1536 | 1024 | 1024 | 1536 | 1056 |
| 容量拡張性/kWh | – | 5 | 5 | 5.5 | 4.6 |
| サイズLWT/cm | 26.4×33.5×29.5 | 39.8×20.0×28.4 | 39.8×20.0×28.4 | 39.8×21.3×28.1 | 26.5×41.3×31.2 |
| 重量/kg | 17.5 | 12.5 | 12.5 | 16.5 | 15.0 |
| 電池種類 | リン酸鉄 | リン酸鉄 | リン酸鉄 | リン酸鉄 | リン酸鉄 |
| 定格出力(瞬間最大)/W | 1800 (3600) | 1500 (3000) | 1500 (3000) | 1500 (3000) | 1600 (3200) |
| サイクル数 | 4000(70%) | 4000(80%) | 4000(80%) | 3000(70%) | 3500(80%) |
| ソーラー入力/W | 800 | 500 | 1000 (500×2) | 500 | 650 |
| AC出力ポート数 | 3 | 6 | 6 | 6 | 4 |
| USBポート TypeA/C | 1 / 2 | 2 / 2 | 2 / 2 | 2 / 2 | 2 / 2 |
| Wi-Fi | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| パススルー | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 防水性 | IP65(本体) 保護カバー | IP65 (電池パック) | IP65 (電池パック) | IP54 (電池パック) | 保護カバー |
| 保証期間/年 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 |
| 製品回収 | 無償 (送料自己負担) | 無償 (送料自己負担) | 無償 (送料自己負担) | 無償 (送料自己負担) | 記述なし |
| 参考価格※①/円 | 239,800 | 139,700 | 149,600 | 181,500 | 129,800 |
【防水性が高いポータブル電源】とは?
ポータブル電源を常に室内で使用するならば、正直防水性はどうだっていいかもしれない。
だが、冒頭で紹介したように、頻繁に屋外での使用を想定しているなら「防水性」が高いモデルを選択した方が良い。

でも「防水性」が高いモデルってどうやって見分けるの?

大きなポイントが2点あるので次で解説しよう。
【防水性が高いポータブル電源】を見分けるポイント
- IP規格を取得している
- 各ポートに保護カバーが付いている
①IP規格を取得している
IP(International Protection)規格とは、国際的な標準化団体であるIEC(International Electrotechnical Commission:国際電気標準会議)の規定の一つである。
特に電子機器などの防水や防塵に関する程度を示す等級文字で、IP保護等級と呼ばれている。
防水性を意識して設計・開発されたモデルは、間違いなくこのIP規格を取得していると考えてよい!
IP規格の数値について
IP規格は具体的には「IP〇△」と表示され、〇や△に数字が入る。
〇や△の数字の意味は以下の通り。
〇:第1特性と言い、固形物や粉末に対する「防塵性」を示す
△:第2特性と言い、水に対する「防水性」を示す
例えば「IP65」ならば
- 6:塵埃の侵入がない
- 5:あらゆる方向からのノズルによる噴流水機器が影響を受けない
ことを証明している。
IP規格は基本的に数値が大きい方が効果が高いと覚えておけばいいだろう(数値の詳細はこちらを参照:たろうまる)。

ポータブル電源ではIP65クラスであれば防水性(防塵性も)は十分と言っていい!もちろん水没はNGだが・・・。
★注意!
ポータブル電源のIP規格は、
が混在しているので注意しよう!

もちろん本記事ではココをしっかりと区別して解説している!
②各ポートに保護カバーが付いている

これは一目瞭然であろう。
現在市販されているポータブル電源のほとんどは、ACポートやUSBポートがむき出しになっている。
これに対して特別に防水性を意識して設計・開発されたモデルは各ポートに保護カバーがついている!
防水性が高いおすすめのポータブル電源を紹介
では早速防水性が高いおすすめのポータブル電源をランキング形式で紹介していこう。
本記事では多くの電化製品が使えて実用性の高い1000Wh≦のモデルにフォーカスしている。
【Jackery 1500 Ultra】 おすすめ🥇
おすすめNo.1はJackeryの「1500 Ultra」だ!
「1500 Ultra」がおすすめNo.1である理由
- 各ポートに保護カバーが付いている
- 本体が「IP65」規格に適合した設計
- CTBを封印した(筆者推定)堅牢な造り
①各ポートに保護カバーが付いている

写真を見ておわかりのように、「1500 Ultra」にはACポート・USBポートともしっかりと保護カバーが付いている。
これは通常のポータブル電源には見られない設計である。
「1500 Ultra」は、多少の重量増やカバーを開けるわずらわしさを無視して、とにかく防水・防塵性能を優先させたいわゆる「振り切った頼もしい設計」であることがわかる!
②本体が「IP65」規格に対応


メーカーのHPやネットショッピングの商品紹介で、「IP65」対応を高らかにうたっているモデルはいくつか散見される。
だが、
ポータブル電源本体が「IP65」規格に対応しているモデルはほとんどない。「1500 Ultra」は、ポータブル電源本体が「IP65」規格に対応しているレアものなのだ!
③CTBを封印した堅牢な造り

2024年9月以降商品化のJackeryのモデルにはCTB(セル・トゥ・ボディ)という独自技術※①が使われており、これが軽量・コンパクト化に大きく貢献している(上図参照)。
※①セル(電池)をハニカム構造を設けた外装ケースにそのまま直結させて収納。余分な部品・スペースが不要!
だが、「1500 Ultra」にはCTB技術が封印されているようだ(メーカーの商品紹介にCTBに関する記述が一切ない+商品説明図から筆者の推定(下図参照))。

CTB構造はどうしても外部衝撃がセルに直接影響し易い。おそらく通常の想定を超えた衝撃にも耐えるために、あえて堅牢な旧式構造を採用したのであろうと想像する!実際に触ってみるとわかるが、「1500 Ultra」見るからに頑強な造りなのだ!

Jackeryの「1500 Ultra」はまさに「防水性最強のポータブル電源」の名にふさわしい。堅牢性もピカイチだ。もちろん、性能・品質・安全性・アフターサポートもGOOD!
【EcoFlow DELTA3 / DELTA3 Plus】 おすすめ🥈

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おすすめNo.2は「EcoFlow DELTA3」、「EcoFlow DELTA3 Plus」だ!
「EcoFlow DELTA3」・「DELTA3 Plus」がおすすめNo.2である理由
EcoFlowは、今やポータブル電源業界で圧倒的な信頼と実績のあるメーカーである。
EcoFlowのモデルの中でも「DELTA3」・「DELTA3 Plus」は、1000Wh以上の十分な容量・パワーを持っていながら、屋外に持ち運びやすい重量・サイズ感が良い。バッテリーパックも「IP65」規格に適合しており、防水性を考慮した設計になっている。
「IP65」規格適合はバッテリーパックのみであり、本体は適合していない点に注意。また、各ポートに保護カバーはない。
「DELTA3」と「DELTA3 Plus」の違い
ここで「DELTA3」と「DELTA3 Plus」の違いを簡単に解説しておこう!
| 仕様(差異のみ) | DELTA3 | DELTA3 Plus |
|---|---|---|
| ソーラー入力 | 500W × 1 | 500W × 2 |
| UPS | 10ms | 10ms(サージ保護/NAS※) |
| USB | Type A:18W × 2 Type C: 100W × 2 | Type A:36W × 2 Type C:140W × 2 |
| 色 | ブラック | シルバー |
上の表の通り、「DELTA3 Plus」の方が入力・出力ともパワーが大きいことがわかる。
だが、筆者も含めて一般ユーザーの方にとっては気になる差ではないだろう。
特に1024Whの容量に対してソーラー入力は500Wもあれば十分だ(と筆者は思う)!

防水性能という点では「DELTA3」と「DELTA3 Plus」は全く同じなので、両モデルともおすすめNo.2としているが、どちらがおすすすめか?と問われれば、「DELTA3」のほうが費用対効果が高いと思う!
【EcoFlow DELTA3 1500】 おすすめ🥉
おすすめNo.3は「EcoFlow DELTA3 1500」だ!
「EcoFlow DELTA3 1500」がおすすめNo.3である理由
「DELTA3 1500」は先に紹介した「DELTA3」の容量UPバージョンである。
「1kWhは物足りないけど、2kWhは多すぎる」
というユーザーをターゲットに開発された。
バッテリーパックは「IP54」規格に適合しており、ある程度防水性を考慮した設計になっている。
「IP54」規格適合はバッテリーパックのみであり、本体は適合していない点に注意。また、各ポートに保護カバーはない。
IP54の防水・防塵レベルってどんなレベル?
おすすめNo.1とNo.2で解説したモデルは「IP65」適合であったが、「DELTA3 1500」は「IP54」(バッテリーパック)適合となっている。
ではIP54の防水・防塵性とはどのレベルなのか?

気になる方のために、簡単に解説しておこう!
- 5:塵埃の侵入を完全に防止できないが電子機器の動作には問題がない
- 4:あらゆる方向からの水の飛まつによって機器が影響を受けない
このように先に解説したIP65と比較するとやや劣るが、一般的な屋外環境には十分耐えることができる性能と言える。

防水性能という点では同じEcoFlowの「DELTA3」と「DELTA3 Plus」にやや劣るが、1024Whの容量では物足らないという方は、「DELTA3 1500」も選択肢になるだろう。ただし1500Whクラスを選択するなら「Jackery 1500 Ultra」が最適解であることは言うまでもない!
【ALLPOWERS R1500LITE】 参考紹介
「ALLPOWERS R1500 LITE」の特徴
「ALLPOWERS」は、2020年に日本法人ALLPOWERS株式会社を設立して以降、急速に認知度が高まっているメーカーだ。
メーカーの公式HPには防水・防塵性を意図した設計であることを示す文言は一切見られないが、4つのAC出力ポートにはしっかりと保護カバーがある(残念ながらUSBポートにはない)。
同社の高容量モデル(R2500やR4000+)には保護カバーはないので、屋外に持ち出すことを想定して「R1500 LITE」のみ特別に設計したものと思われる。
この保護カバーにより、それなりの防水・防塵効果はありそうだ(筆者の主観)。
ただし、「R1500 LITE」は本体・バッテリーパックともIP規格を取得していないので、具体的な性能が証明されているわけではない!

防水性という点では本記事記載のモデルの中では最も劣るが、防水・防塵カバーがあるレアモデルということで、ランク外として紹介した。
まとめ
防水性最強のポータブル電源はいざという時の「安心感」が違う。
特に
を想定している方であれば、防水性最強のポータブル電源が最良の選択と言えるだろう。
ぜひ本記事を参考にして、最適な1台を選んでいただきたい。
防水性に限らず、Totalの視点で選択するなら各容量別のおすすめランキングを紹介しているこちらの記事が参考になるだろう。








